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STORY
とある街の若い会社員、眞鍋良一。
彼の棲むアパートの向かいに、
ある日一人の女の子が引っ越してくる。
女の子の名前は紅裕子。
北海道から上京し、専門学校に通う学生。
会社員の良一は、この学生の裕子に惚れてしまう。
歳も違い、環境も違い、生活時間も違う。
接点といえば、家が向かい合わせなことくらい。
しかしどんなにビハインドな状況でも、
恋心は止められない。
我を忘れどんどん裕子にのめり込んでいく良一。
これといって取り柄もなく、かっこ良くもない。
だが、誰よりも真面目に、ひたむきに裕子のことを考え、動いている。
その気持に心打たれたのか、裕子は少しづつ、距離を縮めていく。
片思いの苦悩と葛藤と焦燥感を思い出させる短編ラブストーリー。
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